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アルコール性肝炎の原因と対策
生活習慣病とひと口に言っても、生活習慣病という病気があるわけではなく、さまざまな病気や症状を総称した名称です。
生活習慣病の中でも「アルコール性肝炎」についてみていきましょう。
アルコール性肝炎
アルコール性肝炎とは、アルコールが肝臓で分解される過程で出る、アセトアルデヒドが原因となって肝細胞に障害を起こすことでかかる病気です。
アルコール性肝炎の原因は、慢性的な大量の飲酒です。
大量の飲酒の量とは、純アルコール換算で80グラムといわれています。
純アルコール80グラムというのは、日本酒で1日3号以上、ビールなら大瓶3本以上、ウイスキーならダブル3杯以上です。これ以上は明らかに飲みすぎで、肝硬変の危険性が急激に上昇します。
長期間この純アルコール80グラムを体内に取り入れていると、肝細胞に障害がおこり、発熱や黄疸、右上腹部痛などの症状がでてきます。
アルコール性肝炎の治療
アルコール性肝炎の治療は、禁酒が絶対条件です。しかし、数ヶ月禁酒して治療に専念していれば、肝臓は元のように元気になりますので、再び飲酒できるようになります。
アルコール性肝炎は、そのままにしておくと、肝臓がん、食堂動脈瘤の原因となるアルコール性肝硬変になります。アルコール肝硬変になってしまうと、以前のようにお酒を楽しく飲むことは一生できないと思ったほうが良いです。
日本は古来よりお酒を良き友とし、生活を潤いのあるものにしていこうとしていました。
足利時代に起こったといわれる「酒道(しゅどう)」の基本精神は「酔っ払うのを目的とするな、酒をもっと優雅で素晴らしいものにしよう」というもので、過剰飲酒の傾向にある現代人には教訓としてもらいたいものです。
